子宮体癌の症状で腰痛の時とは?

スポンサーリンク

ここでは、「子宮体癌の症状で腰痛の時」
についてお話します。

 

子宮体癌の症状としては、
不正出血やおりものの異常、

 

下腹部痛などがありますが、
腰痛が出現する方もいます。

 

では、なぜ子宮体癌で
腰痛が出現するのでしょうか?

 

そこで、今回は子宮体癌の症状である
腰痛についてまとめました。

 

子宮体癌の症状

 

子宮体癌の初期症状としては、
不正出血やおりものの
異常からはじまります。

 

中には不正出血がないという方も
約1割程度いますが、
その方はおりものが褐色になります。

 

そこからさらに進行すると、
子宮内に血液や分泌物、膿が溜まるため
下腹部痛が出現します。

 

周りの膀胱や直腸にも影響が出ますので、
頻尿や血尿などの排尿障害や下痢、
便秘などの排便障害が出現します。

 

また、尿管が圧迫されると腎臓がむくみ
水腎症になることもあります。

 

このままさらに進行し、末期症状になると、
子宮周囲の臓器だけではなく
遠隔内臓にまで転移します。

 

肺や肝臓に転移することで血痰や呼吸困難、
黄疸や全身倦怠感が出現します。

 

特に肝臓は末期にならないと
症状が出現しません。

 

リンパ節に転移した場合は、
神経痛や足のむくみが現れたり、
胃癌など別の癌が発症する場合もあります。

 

末期症状になると、全身に転移するので
子宮とは関係のない症状が
出現するようになります。

 

なぜ子宮体癌で腰痛が出るのか?

 

子宮体癌で腰痛が出現したときは、
末期症状であることがほとんどです。

スポンサーリンク

その理由は、子宮体癌は発症が
まだ早期である場合は子宮内に

 

収まっているため腰部や他の
臓器に転移していません。

 

しかし、腰痛が出現しているということは、
癌細胞が骨盤内を超えて腰部にまで
転移していることを指します。

 

ではなぜ腰部に癌細胞が転移すると
腰痛が出現するのでしょうか?

 

子宮体癌が進行し転移する際は、
まず骨盤や腎臓など
近くの臓器に転移します。

 

転移後癌細胞が大きくなるにつれ
腰部の神経を圧迫するために
腰痛が出現します。

 

神経を圧迫するだけではなく、
全身転移し腰椎に転移した場合は

 

激痛を伴うことが多く、横になって
寝ることも困難になります。

 

癌による腰痛と他の腰痛との違いとしては
癌細胞による腰痛は
夜間出現することが多いです。

 

もし、夜寝るときにだけ腰痛が出現するが、
整形外科では問題がなかったという方、

 

さらに子宮体癌の症状もある方は
一度婦人科の方も受診してみてください。

 

このように、子宮体癌と腰痛は
関係なさそうですが不正出血など
子宮体癌の症状にあわせて

 

腰痛が出現したときは子宮体癌の
末期状態である可能性が高いです。

 

特に腰椎に転移するとあまりの激痛に
休むこともできなくなるので
とても苦痛です。

 

ただし、すべての腰痛が
子宮体癌の末期ではありません。

 

腰痛が出現するくらい子宮体癌が
進行する前に不正出血や下腹部痛など
明らかな症状が出現しますので、

 

よほどのことが無い限り
ほとんどの方は末期になる前に発見します。

 

少しでもおかしいと感じたり不安な方は、
早めに病院を受診することを勧めます。

スポンサーリンク